ミラー(日本語訳)からCDをダウンロードします。 ISOファイルがreleases/<architecture>/<release>/installcdにあります。 minimalインストールCDはインターネットベースのインストールにのみ役立ちます。 universalインストールCDはネットワーク無しでのインストールを行うことが出来ます。
CDを焼いて(日本語訳)起動します。 起動画面でF2を押して利用可能な起動オプションを確認します。 PCMCIAサポートが必要なら、起動後にpcmciainitスクリプトを起動します。
インストールCDでは、sshdサーバを起動したり、追加ユーザを追加したり、irssi(コマンドラインのチャットクライアント)を起動したり、lynxやlinksでWebを閲覧することも出来ます。
ネットワークの準備が整っていないのなら、net-setupを使ってネットワークの設定を行います。 設定の前にmodprobeでネットワークカードに対応したドライバを読み込む必要があるかもしれません。 ADSLを使っているのなら、adsl-setupとadsl-startを使います。 PPTPサポートが必要なら、まず/etc/ppp/chap-secretsと/etc/ppp/options.pptpを編集し、pptp <server ip>を使用します。
無線LANを使うには、iwconfigを使って無線変数を設定し、net-setupをもう一度行うか、もしくはifconfig、dhcpcd、routeを手動で実行します。
proxyを使用するには、export http_proxy、ftp_proxy、そしてRSYNC_PROXYを使ってシステムを初期化することを忘れないでください。
fdiskやcfdiskを使用してパーティションレイアウトを作成します。 少なくともswapパーティション(タイプ82)と1つのLinuxパーティション(タイプ83)が必要です。
mke2fs、mke2fs -j、mkreiserfs、mkfs.xfs、mkfs.jfsを利用してLinuxパーティションにファイルシステムを作成します。 swapパーティションをmkswapとswaponを使って初期化します。
新しく作成したファイルシステムを/mnt/gentooにマウントします。 必要なら他のマウントポイント用のディレクトリ(/mnt/gentoo/bootなど)を作成します。
まずdate MMDDhhmmYYYYを使って時刻を合わせます。 次に、ミラー(日本語訳)からstageをダウンロードするか、インストールCD(/mnt/cdrom/stages)にあるstageを使用します。 /mnt/gentooに行き、tar -xvjpf <stage tarball>でstageを解凍します。
ネットワーク無しのインストールを行うのなら、CDからPortageのスナップショットをインストールします。 /mnt/gentoo/usrに行き、tar -xvjf /mnt/cdrom/snapshots/<snapshot>を実行します。 その他のユーザはPortageスナップショットをダウンロードし、同様にインストールします。
ネットワーク無しのインストールなら、ソースコードファイルを/mnt/cdrom/distfiles/から/mnt/gentoo/usr/portage/distfiles/へコピーします。
/mnt/gentoo/etc/make.confを必要に合わせて(USEフラグ、CFLAGS、CXXFLAGS)編集します。この作業にはnanoエディタを使用することが出来ます。
まず/procファイルシステムをマウントし、/etc/resolv.confファイルを上書きしてGentoo環境にchrootします。
コード表示 1.1: 準備とchroot |
# mount -t proc none /mnt/gentoo/proc # cp /etc/resolv.conf /mnt/gentoo/etc/ # chroot /mnt/gentoo /bin/bash # env-update && source /etc/profile |
ネットワークインストールなら、emerge --syncを実行してPortageツリーを更新します。
次に、/etc/make.profileが正しいプロファイルを指しているか確認します。 ほとんどのユーザはデフォルトで問題ありませんが、別のカーネル向けの代わりのプロファイル(2.4/は2.4カーネルベースのプロファイル)があります。 ln -sfnを使ってプロファイルを変更します。
/usr/share/zoneinfoから正しいファイルを/etc/localtimeに上書きすることで、タイムゾーン情報を設定します。
カーネルソースをインストール(ネットワーク無しのインストールではgentoo-sourcesとvanilla-sourcesが利用できます)し、/usr/src/linuxでmake menuconfigを使って設定を行い、make && make modules_installを行います。 arch/i386/boot/bzImageファイルを/bootへコピーします。 emerge genkernelを行ってgenkernel allを使うことも出来ます。
Genkernelユーザはemerge coldplugとrc-update add coldplug defaultを行う必要があります。
/etc/fstabを編集します。例を以下に示します。
コード表示 1.2: fstabの例 |
/dev/hda1 /boot ext2 defaults,noatime 1 2 /dev/hda2 none swap sw 0 0 /dev/hda3 / ext3 noatime 0 1 none /proc proc defaults 0 0 none /dev/shm tmpfs nodev,nosuid,noexec 0 0 /dev/cdroms/cdrom0 /mnt/cdrom auto noauto,user 0 0 |
/etc/conf.d/hostnameと/etc/conf.d/domainnameを編集し、rc-update add domainname defaultを実行して、ネットワークを設定するために/etc/conf.d/netを編集します。 net.eth0initスクリプトをデフォルトランレベルに追加します。 複数のNICを持っているのなら、net.eth0initスクリプトへのシンボリックリンクを作成し、同様にデフォルトランレベルに追加します。
/etc/hostsを編集します。以下に例を示します。
コード表示 1.3: /etc/hostsの例 |
(静的IP) 127.0.0.1 localhost 192.168.0.5 jenny.homenetwork jenny 192.168.0.6 benny.homenetwork benny 192.168.0.7 tux.homenetwork tux (動的IP) 127.0.0.1 localhost.homenetwork tux localhost |
必要に応じて、pcmcia-csをemergeしデフォルトランレベルに追加します。
passwdを使ってrootパスワードを設定します。
/etc/rc.conf、/etc/conf.d/rc、/etc/conf.d/keymaps、/etc/conf.d/clockで必要なシステム設定を行います。
2.4カーネルユーザはemerge --unmerge udevとemerge devfsdが必要です。
syslog-ngの様なシステムロガーをインストールし、デフォルトランレベルに追加します。 vixie-cronの様なcronデーモンも同様にします(自由選択)。
必要なファイルシステムツール(xfsprogs、reiserfsprogs、jfsutils)とネットワークツール(dhcpcd、rp-pppoe)をインストールします。
grubかliloをemergeします。 /boot/grub/grub.confか/etc/lilo.confを好みに合わせて編集します。 以下にそれぞれの例を示します。
コード表示 1.4: grub.confの例 |
default 0 timeout 30 splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz # genkernelユーザ title=Gentoo Linux 2.6.11-r3 root (hd0,0) kernel /kernel-genkernel-x86-2.6.11-gentoo-r3 root=/dev/ram0 init=/linuxrc ramdisk=8192 real_root=/dev/hda3 udev initrd /initramfs-genkernel-x86-2.6.11-gentoo-r3 # genkernelユーザ以外 (initrd無し) title=Gentoo Linux 2.6.11 r3 root (hd0,0) kernel /kernel-2.6.11-gentoo-r3 root=/dev/hda3 # デュアルブートを行いたい場合のみ title=Windows XP root (hd0,5) makeactive chainloader +1 |
コード表示 1.5: lilo.confの例 |
boot=/dev/hda prompt timeout=50 default=gentoo # genkernelユーザ以外 image=/boot/kernel-2.6.11-gentoo-r3 label=gentoo read-only root=/dev/hda3 # genkernelユーザ image=/boot/kernel-genkernel-x86-2.6.11-gentoo-r3 label=gentoo read-only root=/dev/ram0 append="init=/linuxrc ramdisk=8192 real_root=/dev/hda3 udev" initrd=/boot/initramfs-genkernel-x86-2.6.11-gentoo-r3 # デュアルブート other=/dev/hda6 label=windows |
GRUBユーザは/proc/mountsを/etc/mtabにコピーした後、grub-install /dev/hda を使ってGRUBをMBRにインストールする必要があります。 LILOユーザは/sbin/liloを実行します。
chroot環境を抜け、全てのファイルシステムをマウント解除し、再起動します。
rootとしてログインし、useradd -m -G <groups> <username>を使って毎日の作業に使うユーザを追加します。
ネットワーク無しのインストールを行ったのなら、パッケージCDを/mnt/cdromにマウントし、emerge -k <package>の後にexport PKGDIR="/mnt/cdrom"追加して、kdeの様な追加のソフトウェアをインストールします。
Gentooをインストールしてくれてありがとう!
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