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コンソールでマウスを使おう

目次:

1.  GPMの入手

Gentooをインストールした直後なら、大部分のユーザはまだコマンドラインインターフェース(CLI)ではマウスは動作していないでしょう。 それとも、Xサーバが使用できなかったり必要とはしていないけれども、マウスを使用したいかもしれません。 これらの解決方法は非常に簡単で、gpm(General Purpose Mouse server)を使用することです。

まず、GPMを入手する必要があります。

コード表示 1.1: GPMを入手する

# emerge gpm

コンパイル中にサーバの設定に関する警告が表示されたことに気が付いたかもしれません。 GPMを起動する前にこの設定を行わなければなりません。

2.  GPMの設定

GPMを使用する前に、マウスの接続場所とプロトコルに対応する行をコメント解除する必要があります。 GPM設定ファイルを編集してこれを行います。

コード表示 2.1: GPMの設定

# nano /etc/conf.d/gpm

私の場合では、USBマウスが/dev/input/mouse0に接続されています。 そのため、システムの全てのマウスと適当なプロトコルの累積的なデバイスである/dev/input/miceをコメント解除します。 /dev/psauxの前に/dev/input/miceを試してみてください。 後者は廃れており、最近の2.6カーネルでは無効になっているかもしれません。 /dev/input/miceが失敗したのなら、他のデバイスへと切り替えてください。 以下に私の/etc/conf.d/gpmの例を示します。

コード表示 2.2: GPM設定の例

(接続されているマウスのタイプと適切なMOUSEDEVエントリをコメント解除してください)

#MOUSE=ps2
MOUSE=imps2
#MOUSEDEV=/dev/psaux
MOUSEDEV=/dev/input/mice

ホイールマウスを使っているのなら、imps2プロトコルを使いたいでしょうから、該当する行をコメント解除します。 imps2とps2の両方が動作しなければ、他のプロトコルを試すためにGPMの情報ページ(info gpm)を参照してください。 また、ターミナル上でWebサイトへ誘導するハイパーリンクをクリックしたいのなら、/etc/conf.d/gpmファイルの案に従うことはよい考えです。

コード表示 2.3: その他のオプション

(GPMにURLやそこで使用される~や:などの文字記号を理解させたいのなら、この行をコメント解除してください。
これを有効にすることは良い考えです。)

APPEND="-l "a-zA-Z0-9_.:~/\300-\326\330-\366\370-\377""

残りのconf.dファイルにはマウスサーバに関する他の提案が含まれています。 必要に応じて様々なオプションをコメント解除してください。 詳しい情報はman gpmを参照してください。

3.  GPMの実行

これでマウスサーバのインストールと設定が完了しました。 では起動しましょう。

コード表示 3.1: GPM initスクリプト

# /etc/init.d/gpm start

ブロックカーソルが表示されるでしょう。 rootのみがGPM initスクリプトを実行できると言うことを忘れないでください。 ですが、新しいセッションを開始する度にsuを行ってスクリプトを実行することを避けるために、コンピュータの起動時にGPMが起動するようにしましょう。

コード表示 3.2: GPMをデフォルトランレベルに追加

# rc-update add gpm default

これで、コンピュータを起動するときにはいつでも、ログインプロンプトの時点でコンソールカーソルが表示されるでしょう。 マウスサーバはrootとしてログインしなくても実行し続けます。

4.  GPMで作業を行う

コピーとペースト

マウスサーバを使って巨大なテキストの固まりをコピーしペーストすることはとても簡単です。 単に左クリックを使ってテキストをハイライトさせ(ボタンを放してもハイライトされ続けるでしょう)、もし必要なら他のターミナルへ切替、カーソルをペースとしたいところに持って行き、真ん中のボタンをクリックするとカーソルの場所に適すとがペーストされます。 ターミナル内でコピーとペーストを行うことが出来ると言うことに注意してください。 これはエラーメッセージをGentoo Forumsに投稿する作業をとても簡単にします。

テキストモードブラウザとGPM

一方の画面にメッセージが表示され、もう一方でテキストモードWebブラウザが起動しているのなら、エラーメッセージをハイライトさせてコピーし、ターミナルを変更して、左クリックで適当なテキストボックスを選択し、真ん中のボタンをクリックします。 それだけ! これでエラーメッセージをフォーラムに投稿できます。

テキストのみのブラウザについて議論することはこのガイドの範囲外ですが、必然的にユーザは互換性のあるコンソールブラウザを探す必要があるでしょう。 lynxは最も古くて普及しているブラウザですが、そのインターフェースはマウスのサポートと認識に欠けています。 その代わりに、素晴らしくマウスと統合されているlinksを試してみてください。

コード表示 4.1: linksを入手する

# emerge links

これでこのガイドを終わります。マウスを楽しんでね!



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ページの更新日 2006年 2月 17日

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要約: このガイドではコマンドラインインターフェースでGPM(the General Purpose Mouse server)をセットアップする方法を紹介します。これはGentooの新規インストールや、Xサーバを使用しないシステムにとても役立ちます。

Joshua Saddler
Author

小林弘樹
翻訳

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