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1.  システムログツール

いくつかのパッケージは同じ機能を提供してるので、いくつかのツールはstage3アーカイブから無くなっています。今はどれをインストールしたいかを選ぶのは自分次第です。

最初に決める必要のあるツールは、システムにロギング機能を提供するものです。UnixとLinuxにはログ性能の素晴らしい歴史があります。-- もし望むならログファイルにシステムで起こった全てを記録できます。これはシステムログツールを通して行われます。

Gentooでは選択可能ないくつかのシステムログツールを提供しています。伝統的なシステムロギングデーモンのsysklogdがあります。syslog-ngは高機能なシステムログツールです。そしてmetalogは詳細な設定ができるシステムログツールです。他の選択もPortageを通じて可能でしょう。有効パッケージの数は日毎に増えていますから。

もしsysklogdsyslog-ngを使おうと思っているなら、これらのシステムログツールにはログファイルをローテーションする機構が無いので、後でlogrotateをインストールしましょう。

選択したシステムログツールをインストールするには、それをemergeして、rc-updateを使って通常にランレベルにスクリプトを追加してください。次の例ではsyslog-ngをインストールします。もちろん自分で選択したシステムログツールに置き換えても構いません。

コード表示 1.1: システムログツールをインストールする

# emerge syslog-ng
# rc-update add syslog-ng default

1.  自由選択:Cronデーモン

次はcronデーモンです。これは任意で、システムに必須ではありませんが、インストールするのは賢明なことです。しかしcronデーモンとは何でしょうか。cronデーモンは予定されたコマンドを実行します。定期的にあるコマンドを実行する必要があるならとても重宝します。(例えば日毎、週毎、月毎)。

Gentooでは3つのcronデーモンを提供しています。: dcronfcronそしてvixie-cronです。その内の1つをインストールするのはシステムログツールをインストールするのに似ています。しかし、dcronfcronでは特別な設定コマンドが必要とされます。すなわちcrontab /etc/crontabです。もし何を選んだら良いかわからなかったら、vixie-cronを使ってください。

ネットワーク無しのインストールではvixie-cronしか選択できません。もし他のcronデーモンが良ければ、後でインストールできるのでお待ちください。

コード表示 1.1: cronデーモンをインストールする

# emerge vixie-cron
# rc-update add vixie-cron default
(dcronかfcronを選んだときのみ) # crontab /etc/crontab

1.  自由選択: ファイルのインデックス

locateを使用して素早くファイルの検索をするために、システム中のファイルのインデックスを作成する場合には、sys-apps/mlocateをインストールする必要があります。

コード表示 1.1: mlocateをインストールする

# emerge mlocate

1.  自由選択: リモートアクセス

インストール後にシステムにリモートからアクセスする必要があるなら、 sshdをデフォルトのランレベルに追加するのを忘れないでください。

コード表示 1.1: sshdをデフォルトのランレベルに追加する

# rc-update add sshd default

(たとえばリモートサーバで)シリアルコンソールからのアクセスが必要なら、 /etc/inittabのシリアルコンソールの部分のコメントを外します。

コード表示 1.1: /etc/inittabの編集

# nano -w /etc/inittab

以下の部分のコメントを外してください。

コード表示 1.1: inittabからシリアルコンソールの部分のコメントを外す

# SERIAL CONSOLES
s0:12345:respawn:/sbin/agetty 9600 ttyS0 vt100
s1:12345:respawn:/sbin/agetty 9600 ttyS1 vt100

1.  ファイルシステムツール

使っているファイルシステムが何かに依りますが、必須のファイルシステムツールをインストールする必要があります。(ファイルシステムの整合性をチェックしたり、追加のファイルシステムを作成する等のために)。 ext2/ext3ファイルシステムを管理するためのツール(e2fsprogs)はシステムの一部としてインストール済みであることに注意してください。

次の表はどのファイルシステムを使っているかでどのツールをインストールする必要があるかを表しています。

ファイルシステム ツール インストールコマンド
XFS xfsprogs emerge xfsprogs
ReiserFS reiserfsprogs emerge reiserfsprogs
JFS jfsutils emerge jfsutils

自由選択: IBM ハードウェア用 RAID ユーティリティ

もしPOWER5ベースのシステム上でSCSI RAIDを使っているなら、RAIDディスクアレイを扱えて、アレイ上の状況を取得したり、色々な機能の中のマイクロコードを更新できるiprutilsのインストールを考慮すべきです。

コード表示 1.1: iprutils のインストール

# emerge iprutils

1.  ネットワークツール

もし他の追加のネットワーク関連ツール(pppやdhcpクライアント等)を必要としなければ、(ブートローダを設定する)に進んでください。

自由選択:DHCPクライアントをインストールする

もしGentooが自動的にネットワークインターフェイスにIPアドレスを取得するようにしたいのなら、dhcpcd(もしくは他のDHCPクライアント -- 使用可能なDHCPクライアントのリストは(ネットワークモジュール)を言らください)をシステムにインストールする必要があります。 今しなければ、インストール後にインターネットに接続できないでしょう。

コード表示 1.1: dhcpcdをインストールする

# emerge dhcpcd

自由選択:PPPoEクライアントをインストールする

もしインターネットに接続するのにpppが必要なら、インストールしなければなりません。

コード表示 1.1: pppをインストールする

# emerge ppp

さあ(ブートローダを設定する)に進みましょう。

ページの更新日 2011年 10月 23日

要約: この章ではいくつか重要なツールの選択とインストールを説明します。

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