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Gentooハンドブック

目次:

1.  Gentooハンドブックへの取組み

利用可能な各言語版

Gentooハンドブックは以下の言語で利用できます。

ドイツ語 | 英語 | フランス語 | イタリア語 | 日本語 | ポーランド語 | ロシア語 | スペイン語

はじめに

Gentooハンドブックのページへようこそ。このページは、Gentooハンドブックについて説明し、 ハンドブックに関する疑問のほとんどにお答えできるでしょう。 ハンドブックの背景にある考え方、現在の状況、将来の計画、バグレポートの取り扱い方法などについてお話します。

アーキテクチャ

Gentoo Linuxは多くのアーキテクチャで利用できます。 しかし、アーキテクチャとは何を意味するのでしょうか?

アーキテクチャとは、同じ命令セットをサポートするCPU(プロセッサ)ファミリーのことです。 デスクトップ型コンピュータで使われる2つの有名なアーキテクチャは、x86アーキテクチャとx86_64アーキテクチャ(Gentooではamd64と表記する)です。 しかし、sparcppc(PowerPC)、mipsarmなど、他にも多くのアーキテクチャが存在します。

Gentooのように多目的に利用できるディストリビューションは、多くのアーキテクチャをサポートします。 そのため、Gentooハンドブックは多くのアーキテクチャをサポートします。 しかし、ユーザがアーキテクチャの違いに気がつかないために混乱を招くこともあります。 中には、CPUの種類や名前の一部のみ(i685やIntel Core i7のように)を認識しているようなユーザもいます。 サポートされているアーキテクチャの簡単な概要とGentooで使われている略語は、下に書いてあります。 しかし、システムのアーキテクチャを知らない人のほとんどは、x86amd64を使っているかと思います。

注意: 下の表はサポートするアーキテクチャの大まかな概要を示します。このCPUとシステムの組み合わせはあくまで例に過ぎません。 もし、あなたがどのアーキテクチャを選べばよいかわからない場合は、GentooハンドブックのChapter2(Choosing the Right Installation Medium)を先に読んでみてください。 ここにはサポートするプラットフォームについての詳細が書いてあります。

アーキテクチャ 説明 CPUまたはシステム名の例
x86 "インテル互換CPU"とよく呼ばれる、32bitのアーキテクチャです。 これは、最近まではデスクトップPCで最も人気があるアーキテクチャでした。 Gentooはi486(全てのファミリー)と、i686(Pentium以降、または互換性があるファミリー)をサポートします i486, i686, Intel Core, AMD Athlon, Intel Atom
x86_64
(amd64)
x86アーキテクチャと互換性がある64bitのアーキテクチャです。 初めにAMDがAMD64という名前で使用し、次にIntelがEM64Tという名前で使用するようになり、今ではミドルレンジからハイエンドなデスクトップPCでの最も主要なアーキテクチャになりました。 また、サーバとして使用されることもしばしばあります。 AMD Athlon 64, AMD Opteron, AMD Sempron processors, AMD Phenom, Intel Pentium 4, Pentium Core i3, i5, i7
ia64 Intelが設計し、Intel Itaniumというプロセッサシリーズで使用している64bitのアーキテクチャです。 このアーキテクチャはx86とx86_64(amd64)とは互換性がなく、ミドルレンジからハイエンドのサーバで使用されることが多いです。 Intel Itanium
sparc SPARCアーキテクチャは、一般にはSun(今はOracleです)とFujitsu(富士通)の製品に搭載されることで名が知られています。 SPARCはサーバシステムでも使用されていますが、ワークステーションでも使用されています。 Gentooでは、SPARC64と互換性があるCPUのみをサポートします。 E3000, Blade 1000, Ultra 2
ppc Apple、IBM、Motrolaのプロセッサで多く使われる32bitのアーキテクチャです。 これらの多くは組み込みシステムでよく使われています。 Apple OldWorld、Apple NewWorld、genesi Pegasos、Efika、過去のIBM iSeriesとpSeries
ppc64 PPCアーキテクチャの64bit版で、組み込みシステムだけでなくハイエンドパフォーマンスのサーバで良く使われています。 IBM RS/6000s, IBM pSeries, IBM iSeries
alpha Digital Equipment Corporation(DEC)によって開発された64bitのアーキテクチャです。 まだ、ミドルレンジからハイエンドのサーバで使われることがありますが、このアーキテクチャはフェードアウトしつつあります。 ES40, AlphaPC, UP1000, Noname
PA-RISC
(hppa)
PA-RISCアーキテクチャはHPPAと呼ばれることもある、Hewlett-Packardが開発し2008年頃までミドルレンジからハイエンドのサーバに使われたアーキテクチャです。 (Hewlett-Packardはその後Intel Itaniumを使用し始めました) HP 9000, PA-8600
mips MIPS Technologiesが開発したMIPSアーキテクチャには複数のサブファミリー(リビジョンと呼ばれています)があります。 MIPS I、MIPS III、MIPS32、MIPS64などです。MIPSは組み込みシステム向けとして多く使われています。 MIPS32 1074K, R16000
arm 組み込みや小規模なシステム向けとしてとても有名な32bitのアーキテクチャです。 サブアーキテクチャとしてARMv1からARMv7(Cortex)があり、スマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機、GPSナビゲーションシステムなどに使われます。 StrongARM, Cortex-M

2.  ハンドブックの見方

使用するアーキテクチャを知っている(または想像できる)ならば、ハンドブックを選ぶことができます。

フォーマット 説明 リンク
HTML 最新版、各章ごとに1ページの形式、オンラインで参照するのに最適です x86, sparc, amd64, ppc, ppc64, alpha, hppa, mips, ia64, arm
HTML 最新版、すべての内容を1ページにした形式です x86, sparc, amd64, ppc, ppc64, alpha, hppa, mips ia64, arm
HTML 最新版、すべての内容を1ページにした形式で、印刷向けです x86, sparc, amd64, ppc, ppc64, alpha, hppa, mips, ia64, arm

過去のリリース

歴史的な理由で、(2004.2からの)過去のリリース向けのハンドブックも残してあります。 個々のページの印刷用バージョンは、ページの先頭の右隅にある"印刷"リンクを通して、表示することができます。すべての内容が1ページの形式を表示するには、URLに?full=1を追加してください。

警告: これらのハンドブックは、保守されません

リリース アーキテクチャ
2004.2 alpha, amd64, hppa, mips ppc, sparc, x86
2004.3 amd64, hppa, ppc, sparc, x86
2005.0 alpha, amd64, hppa, ppc, sparc, x86
2005.1 alpha, amd64, hppa, ppc, ppc64, sparc, x86
2006.0 alpha, amd64, hppa, ppc, ppc64, sparc, x86
2006.1 alpha, amd64, hppa, ppc, ppc64, sparc, x86
2007.0 amd64, hppa, ppc, ppc64, sparc, x86
2008.0 amd64, hppa, ppc, ppc64, sparc, x86

3.  ハンドブックについての情報

最終目標

Gentooハンドブックの目標は、Gentoo Linuxをあらゆる角度から解説する一貫したドキュメントを作成することです。 すでに存在する様々なガイドをアーキテクチャごとに一つの一貫した本としてまとめています。 このハンドブックを読むだけで、Gentoo Linuxをインストールし、管理できるようになります。

(アーキテクチャごとに異なる)ハンドブック間でも、そのほとんどの部分は全てのハンドブックにわたってコピーされています。(実際には、書かれると自動的に複製してます) こうすることでドキュメントの一般的な情報や品質は一定に保たれています。

バグレポートと改善要求

ハンドブックに間違いを見つけたら、Gentoo Linux Bugzillaに行って、Documentationカテゴリ、Installation Handbookコンポーネントでバグを報告してください。 (訳注: 日本語訳に関しては、GitHubに行って、Issueからバグを報告して下さい。

4.  よくある質問(FAQ)

選択したものからハンドブックを魔法のように動的に生成することはできませんか?

もちろん可能ですが、アーキテクチャごとのレベルでこれを行うことにしました。 パーティション作成、カーネルの選択、ツールのインストールなどの説明は単一のドキュメントで十分でした。

Gentooハンドブックでstage1の情報が見当たりません

現在stage1やstage2 tarballを使用する説明はGentoo FAQ(日本語訳)にあります。 現時点でstage3を使うインストールが、唯一サポートされているインストール方法です。

私は、...について反対します

あなたの考えを知らせてください。ただし、建設的な意見もなしに反対するだけでは、状況は変わりません。ドキュメントは、コミュニティのために作成されており、よってコミュニティからの意見はたいへん歓迎されます。

ですが、ドキュメントの製作に関するほとんどの意思決定は、大多数の合意に基づいてなされることを理解しておいてください。誰もが満足するような方法でドキュメントを書いたり、構成することは不可能です。現状のものの方が、大多数の人に有益であるはずという理由で、あなたの意見が採用されないかもしれませんが、その覚悟だけはしておいてください。



印刷

ページの更新日 2013年 12月 17日

要約: Gentooハンドブックの目的は、ドキュメントを一貫性のあるハンドブックに集めるためにあります。 このハンドブックには、インターネット接続を使用したインストール方法と、GentooやPortageの使いこなし方に関するパートがあります。

Sven Vermeulen
Author

おぎうち やすお
翻訳

五十嵐 正尚
翻訳

川又 龍一
翻訳

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