Portage-utils
1.
はじめに
portage-utilsとは、C言語で書かれた非常に高速なユーティリティ集です。
これは、類似機能を提供するgentoolkitよりも高速で、
限定的ながらもその代替手段になることを意味します。
但し、portage-utilsがgentoolkitに取って代わるものではないことは認識しておいて下さい。
このユーティリティは、gentoolkitで提供される同等のものよりも効率的で、
Portageを繰り返し呼び出す必要があるスクリプトで用いるのに適しているかもしれません。
但し、portage-utilsでは同等の機能性が提供されているわけではありません。
portage-utilsではeclassが全く考慮されず、
またrevdep-rebuildやglsa-checkのようなツールは提供されていません。
gentoolkitに関するより詳細な情報は、
Gentoolkit guide(日本語訳)を参照して下さい。
portage-utilsに含まれるアプリケーションの完全な一覧を参照するには、
man qもしくはq --helpと入力します。各ユーティリティに関しては、
ユーティリティごとに記述されているmanページを参照して下さい。このガイドは、
最も役立つ機能に関して簡潔なリファレンスになることを単に目的としており、
各アプリケーションに関する全ての情報を網羅しているわけではありません。
portage-utilsを使用する最初のステップは、パッケージをインストールすることです。
コード表示 1.1: portage-utilsのインストール |
# emerge portage-utils
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2.
使用法
ファイルが属するパッケージの検索方法
qfileにより、ファイルが属するパッケージを検索できます。
コード表示 2.1: ファイルが属するパッケージの検索 |
$ qfile /etc/fonts/fonts.conf
media-libs/fontconfig (/etc/fonts/fonts.conf)
$ qfile /usr/share/keymaps/atari/atari-uk-falcon.map.gz
sys-apps/kbd (/usr/share/keymaps/atari/atari-uk-falcon.map.gz)
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パッケージの整合性を確認する
あるパッケージによりインストールされたファイルのMD5 sumもしくはmtimeを確認したければ、
qcheckアプリケーションを使用することにより、これを達成できます。
コード表示 2.2: パッケージの整合性をチェック |
$ qcheck portage-utils
Checking app-portage/portage-utils-0.1.13 ...
* 36 out of 36 files are good
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当然、インストール後に変更されたファイルであれば、ここで全て報告されるでしょう。
インストール後に手動で編集した設定ファイルが報告されても、特に心配ありません。
別のパッケージに依存するパッケージをリスト化する
当然、あるパッケージに依存する全てのパッケージをリスト化してくれるアプリケーションも存在します。
これは、qdependsを使用することにより達成されます。-aフラグを使えば、
パッケージに関する全てのDEPEND、RDEPEND、PDEPEND情報を表示できます。
コード表示 2.3: あるパッケージに依存するパッケージのリスト化 |
$ qdepends -a pygtk
* DEPEND
dev-python/pygtk-2.8.2: >=dev-lang/python-2.3 >=x11-libs/gtk+-2.8.0
>=dev-libs/glib-2.8.0 >=x11-libs/pango-1.10.0 >=dev-libs/atk-1.8.0
>=gnome-base/libglade-2.5.0 >=dev-python/pycairo-0.9.0 dev-python/numeric
virtual/opengl dev-python/pyopengl >=x11-libs/gtkglarea-1.99
>=dev-util/pkgconfig-0.9 sys-devel/patch
* RDEPEND
dev-python/pygtk-2.8.2: >=dev-lang/python-2.3 >=x11-libs/gtk+-2.8.0
>=dev-libs/glib-2.8.0 >=x11-libs/pango-1.10.0 >=dev-libs/atk-1.8.0
>=gnome-base/libglade-2.5.0 >=dev-python/pycairo-0.9.0 dev-python/numeric
virtual/opengl dev-python/pyopengl >=x11-libs/gtkglarea-1.99
* PDEPEND
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あるebuildに属するファイルをリスト化する
qlistにより、あるebuildに属する全てのファイルをリスト化できます。
コード表示 2.4: あるebuildファイルに属するファイルのリスト化 |
$ qlist vim
/usr/bin/gvim
/usr/bin/gvimdiff
/usr/bin/evim
/usr/bin/eview
/usr/bin/gview
/usr/bin/rgvim
[...]
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特定のUSEフラグを使用するパッケージを検索する
これはquseにより達成できますが、rootとして実行する必要があります。
ebuildのキャッシュを初めて作成/更新するのに、時間がかかるかもしれません。
コード表示 2.5: 'firefox' USEフラグと共にコンパイルされているパッケージの検索 |
# quse firefox
app-office/openoffice/openoffice-2.0.2_rc1.ebuild binfilter curl eds firefox gnome gtk java kde ldap mozilla xml2
dev-haskell/gtk2hs/gtk2hs-0.9.10.ebuild doc glade gnome mozilla firefox
dev-java/swt/swt-3.1-r1.ebuild accessibility cairo firefox gnome mozilla
[...]
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パッケージサイズを調査する
これはqsizeにより達成でき、非常に簡単です。
コード表示 2.6: パッケージサイズの調査 |
$ qsize vim
app-editors/gvim-6.4: 10 files, 7 non-files, 2327.516 KB
app-editors/vim-6.4: 6 files, 2 non-files, 2058.14 KB
app-editors/vim-core-6.4: 1024 files, 68 non-files, 10950.984 KB
[...]
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