数時間前、完全なSolarisのソースコードのうち最初のコンポーネントがSunの新しいOSIに認められたCDDLオープンソースライセンスの元、 公開リリースされました。 Gentooは、 OpenSolarisサポートをPortageに追加する計画があることをお知らせします。 こうした動きに備えるため、Gentooの上級マネージャとOpenSolaris試験プログラムの参加者であるPieter Van den Abeeleは、 Sunの経営管理者、法律、技術チームと共に入念に仕事をしてきました。 Gentooは、Solarisユーザであり養成中のGentoo開発者であるSunil KumarとJason Wohlgemuthの長年のたいへんな努力を活用する予定です。 彼らの"Portaris"プロジェクトは、Solaris9と10のビルド上で既に長い間動作してきました。
図 1.1: OpenSolaris + Looking Glass - オープンソースデスクトップ市場において、興味深いもうひとつの選択 |
![]() |
「オープンソースにすることで、Sunは初心に戻りました」Pieterは、OpenSolarisがオープンソース市場に巨大な影響を及ぼすことを期待しています。 「彼らのサービスとサポート体制、および専門知識で、少なくともエンタープライズ分野のオープンソースの展望を見直すことができます。」 とPieterは言います。 そして、彼はOpenSolarisの成功に対してGentooが重要な要素となることを期待しています。 「私たちは、Gentooを非Linuxオペレーティングシステムに移植するという重要な経験を生かすことができます。 私たちは、 Mac OS X向けのGentooの試作版という技術を既に持っています。 私たちは、開発者たちをOpendarwinのサポートに専念させてきました。 そして、私たちはGentoo化したBSDカーネルとユーザランドアプリケーションとの競争のスタート台に立ったのです。」 と彼は言います。「しかし、Gentooブートストラップで私のSparcを起動することについてはあまり準備していませんでした。」 とPieterは笑いました。
非公式のPortaris あるいは、"Solaris向けのPortage"プロジェクトは、Solaris9と10のシステム上のGentooパッケージ管理システムを保守しています。 2つの偉大な貢献者Sunil KumarとJason Wohlgemuth(彼はPieterのように、オープンソースSolarisに対するSunの試験プログラムのメンバーです)は、 彼らの莫大な時間をこのプロジェクトに費やしてきており、ついに正真正銘のSolaris用のインストーラ小さいが、博識なSolarisユーザコミュニティに対して既に数ヶ月間提供するまでになりました。
2005.0リリース日を目指して、カーネルチームのGentoo開発者たちは、 Portageツリーにソースコードを融合しようと躍起になって作業しています。 Sparcを除き、サポートされるすべてのアーキテクチャでカーネル2.6ツリーが標準となるでしょう。 Portage内に分類されたカーネルカテゴリは、2.4バージョンの同じソースに対して使用されていた同一の一般的な名前によって廃止、置換される予定です。 Portageのカスケードプロファイル機能がパッケージの依存性の要求を管理するために使用されたのは初めてのことです。 本質的には、同じパッケージ、すなわち、gentoo-sourcesが選択されたサブプロファイルに記述された内容に基づいて、 2.6あるいは2.4のバージョンのどちらが要求されたかを自動的に決定するということを意味しています。 /etc/make.profileを/usr/portage/profiles/default-[OS]/[arch]/2005.0/にある2.4または2.6のサブプロファイル(どちらを選んでもよいです)にリンクすることによって、 どちらをあなた個人の規定値とするのかを選択することができます。 他のバージョンはマスクされるでしょう。 もしサブプロファイルを選択しなかった場合、適用できるならば、2.6が自動的に規定値になります
「もし、現在まだ2.4カーネルを動作させており、そうし続けることにまったく固執しないなら、 今回が切り替える最良の時です。」とGentooカーネル開発者であるJohn Mylchreestは提案しています。 「わたしたちは、可能な限り2.6に乗り換えることを強く勧めします。kernel migration guide(翻訳)を読めば何が関係しているのかを理解することができます。」 そのままでは2.6カーネルへ移行するのに未解決問題を抱えたのSparcは唯一のアーキテクチャですが、 より新しいバージョンは、他のみんなにとって事実上標準となるでしょう。 現在次のようなカーなるソースをシステムにインストールしているユーザは、 2005.0リリースの時に同時にこれらが削除さえる予定だということに注意する必要があります。 それらが置き換えられるものについても列挙されています。
定期的にrsyncとemerge worldをする習慣のあるユーザにとっては、 移行は自動的に行われるでしょう。 次の版のカーネルソースが入手可能になった時、 emerge --updateとすることで、新しい名前のソースtarballを取ってきて、 それに応じて更新します。 Gentooカーネルチームは、移行を推奨していますが、 特別の理由から2.4シリーズを使い続けたいユーザも動作が可能です。 2.4サブプロファイルへのリンクを確認する必要があるだけであり、 この結果、emerge --updateは、2.6ではなく、2.4ツリーの新しいバージョンを取得し、インストールするでしょう。
標準で2.6に設定された新しいプロファイルに移行することは、 古いlinux26-headersからlinux-headersへ同時に変更することを意味します。 その時点で、emerge glibcあるいは、emerge systemすることは良い考えです。
既にpegasos-sourcesへ移動したpegasos-dev-sourcesを除いて、 2005.0リリースと同時に変更が入るでしょう。 /etc/make.profileを正しいサブプロファイルへリンクする手順を含む詳細な情報は、 その時に入手可能になるでしょう。
Genesiオープンデスクトップワークステーション販売開始(Gentoo Linuxインストール済み)
2005年3月1日から、ルクセンブルグを拠点としたGenesiは、Gentoo Linuxがインストールされて設定されたオープンデスクトップワークステーションをUS$990で販売開始します。 売り上げの10%がGentoo Foundationに寄付されます。 GenesiのCEOであるBill Buckは、新しいスポンサー取引について次のように説明しています。 「販売するすべてのワークステーションは、Gentoo WEBサイトでの紹介のおかげです。 私たちはUS$100をFoundationに寄付します」 多くのGentooユーザは、Gentooを経済的に支援する魅力的な機会を探していますので、 いまやODW(Open Desktop Workstation)は明らかにプロジェクトに利益をもたらすということへの期待が高まっています。 さらにGenesiは、彼らの標準仕様のデスクトップとサーバが、それぞれUS$1399とUS$1799であるのに比較すると、 Gentoo仕様のモデルをかなり割引して提供しています。
図 1.2: Gentoo Linux/PPCインストール済みのオープンデスクトップワークステーション、まもなく出荷! |
![]() |
オープンデスクトップワークステーションは以下のような仕様になっています
ODWのうち13台は、テストと主要な開発を通して、以前Gentoo開発者に寄贈されており、 その結果、GentooはPegasosPPCを完全にサポートしています。 インストールされているバージョンはGentoo Linux/PPCの2004.3リリースを基にしています。
予約はすぐにできるようになります。販売は、2005年3月1日の予定です。 注文方法についての詳細情報は、興味があることを表明した人全員に送付されます。 Gentoo Linux付のODWの注文書を発行するときに注意して、odw@gentoo.orgにメッセージを送信してください。
噂の真相 - Mac Mini上で初めてGentooが動作!
Gentoo/PPC開発者であるDaniel Ostrowは、GentooがサポートするPowerPCベースのマシンの仲間にMac Miniを加えることに成功しました。 システムは、2005.0で完全にサポートされる予定ですが、2004.3を使用してもcleanlyに起動します。
図 1.3: 新製品で稼動するGentoo Linux/PPC。Appleの新しいMac Mini |
![]() |
次の段階としては、20"ディスプレイでXを動かすことでしょう。 このマシンは、2月12日から14日に開催されるLinux World Expo - Boston editionとその月の終わりにブリュッセルで行われるFOSDEMのGentooブースで展示される予定です。
フォーラムで何かが進行中で、私たちは管理人の一人であるChristian Hartmann(ian)に、何が行われているのかを尋ねました。以下のインタビューは近いうちに起こると予想できることをいくつか解明します。
Q: フォーラムのフッターにPowered by phpBB 2.0.x c 2001, 2002 phpBB Groupとありますが、現時点では実際にどのバージョンを使用しているのですか?
A: 現時点では、phpBB 2.0ブランチにかなりパッチを当てたバージョンを使用しています。全てのセキュリティ関連のバグにパッチを当てています。その上、私たちはいくつかの性能の調整と他の変更を適用しました。
Q: なぜ代わりにvanilla phpBB 2.0.11を使用しないのですか?
A: それはよく質問されることです。まず第一に、まもなく最新の安定したphpBBリリースに切り替えます。この記事を読む時までに私たちがそれらの2.0.xコードベースに適用したすべてのパッチが、ほとんどバックポートされます。
Q: Gentoo Forums Feedbackでのすべての機能要求についてはどうですか?
A: 私たちはGentoo Forums Feedbackのあらゆる投稿を見て、ユーザが何を要求するかを正確に知っています。新しいフォーラムソフトウェアのインストール後に、多くの新しくておもしろい機能の実装に取りかかるでしょう。ほとんど毎週新しい何かが得られるまでしばらく待ってください。
Q: それはmodの使用も行うと言うことですか?
A: その通り!これは最新のphpBBリリースに切り替える理由の一つです。これは修正の追加をより簡単にするでしょう。
Q: フォーラムへの修正の追加は長い間「やってはいけないこと」でした。なぜ気が変わったのですか?
A: Gentooはボランティアの仕事に完全に基づくプロジェクトで、基盤チームもそうです。私たちには今までどんなより複雑なことをするリソースもありませんでした。今は余裕があり、私たちが方針を転換する時期なので、作業を始めました。
Q: 修正と追加について話しましたが、何が起こると予想されますか?
A: 私たちはまもなくフォーラムのウェブサービスを別のサーバへ移動させなければならないので、その時に新しいフォーラムソフトウェアの使用を開始するでしょう。ユーザは違うソフトウェアに切り替わったことさえ気付かない事を期待します。コードが新しくなったり、検索バグのような以前のバグのいくつかが解決されているが、現在のものと区別は付かないでしょう。より多くの修正を言語パックに行い、その後に、トルコとアラブのユーザのための2つのフォーラムを追加します。さらにいろいろな事が私たちのするべきリストにありますが、いったん最初のバッチを終えればそれらの追加に関して話すことができます。
SquidのNTLM(NT LANマネージャ)、Gopher to HTMLそしてWCCP(ウェブキャッシュコミュニケーションプロトコル)を扱うコードには脆弱性が存在しているため、DoSおよび任意のコードの実行を招く可能性があります。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
ImageMagick: PSDファイルデコード時のヒープオーバーフロー
ImageMagickにはフォトショップドキュメント(PSD)デコード時にヒープオーバーフローが発生する脆弱性が存在しているため、任意のコードの実行を招く可能性があります。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
Etherealに存在する複数の脆弱性のため、アタッカーによって、任意のコードの実行やプログラムのクラッシュあるいはCPUとディスクの性能を悪用したDoSを発生させられる可能性があります。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
Xpdf、GPdf: Decrypt::makeFileKey2のスタックオーバーフロー
結果的に任意のコードの実行を招いてしまう可能性のあるスタックオーバーフローがXpdfに発見されました。GPdfはXpdfのコードを内蔵しているため、同じ脆弱性を抱えています。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
Mailmanはクロスサイトスクリプティング攻撃に対して脆弱です。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
CUPS: 内蔵しているXpdfのコードにスタックオーバーフロー
CUPSはXpdfのコードを内蔵しているため、最近のスタックオーバーフローの問題に対して脆弱です。そのため結果として任意のコードの実行を招く可能性があります。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
teTeX、pTeXそしてCSTeXはリモートからの任意のコードの実行を許す可能性のある脆弱なXpdfのコードを利用します。更に、xdvizillaのスクリプトはテンポラリファイルの扱いに関する問題に対して脆弱です。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
KPdf、KOffice: 内蔵しているXpdfのコードにスタックオーバーフロー
KPdfとKOfficeはいづれもPDFファイルを扱うことを目的として脆弱なXpdfのコードを内蔵しているため、任意のコードの実行に対して脆弱です。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
MySQLはシンボリックリンク攻撃に対して脆弱なため、ローカルユーザによる任意のファイルの上書きを許してしまう可能性があります。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
ベルギー: FOSDEMでのGentoo開発者ミーティング (2月26-27日)
Gentooはブリュッセルで開催されるFOSDEMに今回も参加します。 FOSDEMはFree and Open Source Software Developers' European Meetingの略(訳注:非商用な無料オープンソースの欧州開発者会議)で年一回の開催です。 会議は2月26日と27日の週末に、Universite Libre de Bruxellesで開催されます。 Gentooコミュニティを代表して出席するのは、ベルギー、オランダ、フランス、ドイツ、デンマーク、スペイン、そして米国からの25名以上の開発者たちです。 今回、Gentooは専用の開発者部屋を用意します。 これは59席の階段教室で、土曜と日曜の両日とも開いています。
講演スケジュール一覧が、GentooのFosdem開発者部屋とりまとめのLars Weilerによって用意されています。 さらに、Gentoo portage開発者の一人、Marius Mauchがportageについて、Fosdemの主要講演の中で発表します。
いつもと同様に、Gentooでサポートされるハードウェアがいろいろと展示されることでしょう。 例えば、Genesi'sのPegasosPPCやUltraSparc、そしてSGI Octaneなどです。 何台かのMacMini達も一緒に展示されるはずです。 FOSDEM会場ではGentoo LiveCDの注文もできます。
Central PA Linux Users Group(訳注: 中央ペンシルバニア州Linuxユーザ会)は、3月5日にペンシルバニア州ハリスバーグ市(訳注: 同州の州都)近くにあるMessiah Collegeで開催されるセキュリティ会議を主催者を務めます。 全日開催のこの催しでは、Linux関連のネットワークとセキュリティに関する話題について、いろいろな講演が行われることになっています。 その中にはHardened Gentoo開発者のBrandon Haleも含まれており、"Advanced Memory Protections with Linux"(訳注: Linuxの高度なメモリ保護)について発表します。 参加登録はすでに始まっており、主催者は必要に応じて宿泊施設の斡旋も行ってくれます。 参加費用は$5で、昼食代込です。
Gentooは、「世話しなく入れ替わり、口論したり、論争したり、 ワイワイガヤ ガヤと挨拶を交わしたり」これは開発者会議の様子?「近所の巣から石を盗んだ り」いや、 もちろんそんなことを私たちは決してしません!スウェーデンの写真家、Lars-Olof Johanssonは、彼の非凡で奥深い 2羽のGentooペンギンのヒヨコとその母親との写真で、BBC 野生生物雑誌と自然博物館が主催する「2004年度最優秀野生生物写真家」コンテストにおいて「賞賛」を受けました。
Gentooコミュニティでは、バグやお知らせ、提案やその他開発チームとのやり取りの記録、追跡にBugzilla(bugs.gentoo.org)を使っています。2005年1月16日から2005年1月23日までのデータは以下のような結果になっています。
現在オープンしているバグ 7976個のうち、109個「極めて重大(Blocker)」、個が「重大(Critical)」、230個が「中(Major)」とラベル付けされています。
本期間内にもっとも多くバグをクローズした開発者、チームは以下の通りです。
本期間内にもっとも多く新しいバグを割り当てられた開発者、チームは以下の通りです。
デスクトップ上でログファイルを監視する: root-tail
優秀な管理者は、自分のシステムで今何が起こっているかということにいつでも注意を払っているものです。今起こっていることを今知るためには、デスクトップ上でログファイルをスクロールさせながら監視するのが最適な方法ですが、ほとんどのユーティリティ(tail -fのような)は一時にひとつ以上のファイルを扱うことができません。その上、ターミナルの境界線をなくして透明になるように設定するには多少のテクニックが必要です。
x11-terms/root-tailを始めましょう。この便利なユーティリティは、あなたのデスクトップ上にウィンドウをオープンし与えられたどんなログファイルのエントリもそのまま見せてくれます。ただひとつだけ問題があります:最近のウィンドウマネージャのほとんどがデスクトップを占拠してバックグラウンドイメージを表示してしまっていることです。でもまだ打つ手があります。そのうちのひとつ(xfce4用)をここでお見せしましょう:
コード表示 7.1: xfce4でroot-tailを始めるためのスクリプト |
#!/bin/bash
deskid=`xwininfo -int -name 'Desktop' | grep 'Desktop' | awk -F' ' '{ print $4 }';`
root-tail -g 900x150+50+575 -font 6x10 -outline -minspace -id ${deskid} -f \
/var/log/emerge.log,yellow \
/var/log/messages,lightblue
|
このスクリプトは、xfce4のデスクトッププロセスのPIDを見つけ出し、root-tailを与えられたバックグラウンドのサイズで実行し、もはやIDがわかっているデスクトップ上の指定された位置に指定されたフォントで配置します。そしてふたつのログファイルをメッセージの色を変えて表示します。もしローカライズされた環境を使っているなら、Desktopはもちろん違う名前になっているかも知れないということを心にとめておいて下さい。
最近Gentooチームから次の開発者が去りました。
最近Gentoo Linuxチームに次の開発者が入りました。
最近次の開発者はGentoo Linuxプロジェクトでの役割が変更となりました。
Gentoo Weekly Newsletterに参加したいと思った方はメールください。
ご意見、ご感想はこちらへお送りください。あなたのメールがGWNをさらによくする手助けとなります。
Gentoo Weekly Newsletterを購読するには、gentoo-gwn-subscribe@gentoo.org宛に本文・件名に何も書かないでメールを送ってください。
Gentoo Weekly Newsletterの購読を解除するには、本文・件名に何も書かないでgentoo-gwn-unsubscribe@gentoo.org宛てにメールを送ってください。
Gentoo Weekly Newsletterは以下の言語でも読むことができます