Gentoo Weekly Newsletter: 2005年11月21日
1.
Gentooニュース
ヨーロッパGentoo開発者会議
凍えるほど寒い11月のある日、第2回ヨーロッパGentoo開発者会議の開催地であるSchloss Kransbergに約20人の参加者が集まりました。
フランクフルトの郊外にある周囲から孤立したすばらしい場所で、
GWN編集者であるUlrich Plateによって主催され、
1日がかりのイベントには、デンマーク、フランス、スイス、ドイツ、そしてオランダから開発者たちが参加しました。
Figure 1.1: フォーラムの常連Inteと共に城の前にいる開発者のpYraniaとtantive |
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予定には、
設定ファイル管理をより論理的な扱いとするためのlibconfのアプローチの説明したDamien
Krotkineによるプレゼンテーション、
Fabian Groffenによる、過去と将来のMacOS X上でGentooを動かすプロジェクトを再び活性化させる試みについての概要説明などがありました。
Markus Nigburは、
古いGentoo統計クライアント、gentoo-statsを書き直した成果を紹介しました。
これはテスト環境では上手く動作していますが、
公式のホスティングにふさわしいものとなるには、stableツリーの最新のPHPとMySQLを待たなければなりません。
Figure 1.2: プレゼンテーションの間の小休止 |
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午前中の議論の大部分は、OSUのGentooインフラストラクチャの負荷を軽減するためのヨーロッパでマスターミラーをセットアップする取り組みに集中しました。
Patrick Lauerは、
スポンサーとなりうる企業・組織との交渉の状況を報告し、
distfileのマスターとrsyncミラーの設置の適用範囲とスケジュールについて議論されました。
参加者たちは、2006.0リリースの前にすべてを稼動させると言う目標に合意しました。
Tobias Scherbaumは、
他のドイツに現存するウェブにも利益があるコンテンツマネージメントシステムの開発を含む、
ドイツのGentooウェブサイトの再デザインの概要も紹介しました。
Ulrich Plateは、現在計画中あるいは製作中のGentoo本プロジェクトの数を報告しました。
午後のセッションは、
城の所有者で、ゲストスピーカでもあるKlaus Landefeldによるライトニングトークで終了しました。
彼は、Kransberg村の各世帯をLinuxベースのWLANルータで城のWLLインターネットアップリンクに接続する地元のCraNetインフラストラクチャプロジェクトを紹介しました。
夕食前のオープンフロア・ディスカッションでは、他にもいろいろ話題となり、
中でも、もっとまともな暖房が欲しいという要望が最上位に来ました。
2月にブリュッセルで開催されるFOSDEMの開発者会議と予定が交換され、
Kransbergミーティングは再び開催される予定です。
来年は、ドイツ版のLinux World Expoとは別々に開催される予定で、
プレゼンテーションをやるには寒くてたまらない時期を避け、夏の終わりに予定しています。
何人かの開発者たちは出席に興味を示し、この会議で申込書を提出していますが、
予算を捻出できていないため、旅行費用を支払ってくれるスポンサーを探すことが次回の準備の重要な要素となるでしょう。
2005.1メディア更新: 2005.1-r1がリリース
2005.1リリースの更新されたメディアが、日曜日に公開されました。
主にバグ修正であるため、すべてのアーキテクチャが今回の中間リリースとして出されるわけではありません。
いわゆるAMD64、PPC64、SPARC、そしてx86がstagesとインストールCDイメージを来年の2006.0リリースの前に更新されることになりました。
前述したアーキテクチャ以外のインストールメディアと、
すべての2005.1パッケージCDは変更されておらず、現在のまま入手可能です。
RSSフィード経由のGWN
Xavier Neysのおかげで、
GWNは、現在はRSSフィードとして入手可能です。
Xavierは、rss.xmlファイルを追加し、
EnglishとFrenchの概要ページの先頭にRSSフィードに関する説明を付け加えました。
概要ファイルの最後の方にある言語リストの部分にも入手可能なRSSフィードが列挙されています。
phpgroupwareは、treeから削除されました
未解決のセキュリティバグがあり、
アップストリームのホームページはもはやアクセスできませんし、
また、1年以上リリースもありませんので、
phpgroupwareは、Portageツリーから削除されました。
まだこれを使っている人はegroupware、または、
他の目的に合った代替物に切り替えてください。
2.
コミュニティの話題
gentoo-devより
use.defaultsとpointless commits
USEフラグが勝手に変更されて、またすぐに戻ったりするのを不思議に思ったことはないですか?これは、
PortageがUSEフラグの設定に使うファイルのuse.defaultsに対するcommitが原因でした(emerge gnutlsすると gnutls USEフラグがグローバルに有効になります)。
次のスレッドで、この機能はほとんど必要がなく、将来的に削除されることになりました。
Gentoo Council Meeting, GLEP 41
Gentoo Councilは第3回目となるミーティングを11月15日に開催しました。
そのサマリが閉会後間もなく、メーリングリストに投稿されました。
前回のミーティングでは、若干の変更を必要としたので承認されなかったGLEP 41(アーキテクチャテスターを正式なGentooスタッフとして迎える)
ですが、今回正式に承認されました。
(連絡が遅くなったため)コミュニケーションがうまくいかず、ぎりぎりになって変更が入ったのではないかという誤解が生じました。
これが原因で、手続きとGLEPの内容について大きな議論になり、
今月のもっとも長いスレッドになりました。
3.
世界のGentoo
イタリア: Gentoo Dayまであと5日です!
第3回イタリアGentoo Dayの
スケジュールが発表されました。
Gentoo開発者Diego Pettenòによる、Gentoo FreeBSDに関する初のプレゼンテーションなどの見所も掲載されています。
Diegoによる紹介講演の後には、インストールの実習セッションが続きます。
一方で、GeCHIの面々は、OpenOfficeやGIMPなどのアプリケーションなどについて講演します。
3種類の話題が同時進行する今回のGentoo Dayは、どの話題を選ぶか迷ってしまうくらい豪華な一日となるでしょう。
Gentoo Dayに関する詳細は公式Gentooフォーラムのこのスレッドと、GeCHIフォーラムにあります。(リンク先はいずれもイタリア語)
4.
Gentoo関連情報
Distrowatch (2005年11月14日)
Kororaaは、Gentoo Linuxから派生したインストーラプロジェクトです。Ladislav Bodnarはサイト上で、「独立して開発されており、Gentoo Linuxのユーザフレンドリーなインストール手段であり、全機能がGentooをベースとしたディストリビューションとなっています。」と紹介しています。そしてDistrowatchは、Kororaaのβ2版がリリースされたことと、Gororaaと呼ばれるGnomeバージョンが近々続いてリリースされることをアナウンスしています。
Linux.com (2005年10月31日)
Irfan Habibは、伝統的なパッケージマネージャの弱点を克服する目的で開発された「新しい分散型のパッケージ管理システム」の見本の1つとしてPortageを説明しています。Linux.comの彼の記事は、PortageとrPathを使用したバイナリディストリビューションツリーのConaryとを比較し、とちらもネットワークを基本としたリポジトリのアプローチ方法における根本的な違いと類似点について評価しています。
5.
Gentooチームの動き
移動
最近Gentooチームから次の開発者が去りました。
追加
最近Gentoo Linuxチームに次の開発者が入りました。
- Joshua Nichols (nichoj) - Java
- Damian Florczyk (thunder) - Gentoo/NetBSD lead
- Alexey Chumakov (achumakov) - Russian lead translator
変更
最近次の開発者はGentoo Linuxプロジェクトでの役割が変更となりました。
- Lisa M. Seelye (lisa) - ccacheとmemcachedを追加
6.
Gentooセキュリティ
Scorched 3D: 複数の脆弱性
Scorched 3Dには、リモートのアタッカーに対してゲームサーバ上におけるサービス拒否や任意のコードの実行を許してしまう複数の脆弱性が存在します。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
Sylpheed、Sylpheed-Claws: LDIF取り込み機能にバッファオーバーフロー
SylpheedとSylpheed-Clawsには、任意のコードの実行を招いてしまう可能性のあるバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
GTK+ 2、GdkPixbuf: XPMのデコードにおける複数の脆弱性
GTK+ 2にも含まれているGdkPixbufライブラリには、DoSもしくは任意のコードの実行を招く可能性のある脆弱性が存在します。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
Smb4k: ローカルでの承認されていないファイルアクセス
/etc/sudoersと/etc/super.tabの内容に対して承認されていないアクセスを許してしまう脆弱性の存在が判明しています。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
7.
Bugzilla
統計データ
Gentooコミュニティでは、バグやお知らせ、提案やその他開発チームとのやり取りの記録、追跡にBugzilla(bugs.gentoo.org)を使っています。
2005年11月13日から2005年11月20日までのデータは以下のような結果になっています。
- 新しいバグ 680個
- クローズしたバグ 364個
- 以前クローズしたバグが再オープン 28個
現在オープンしているバグ9040個のうち、
106個が「極めて重大(Blocker)」、
199個が「重大(Critical)」、
556個が「中(Major)」とラベル付けされています。
クローズしたバグランキング
本期間内にもっとも多くバグをクローズした開発者、チームは以下の通りです。
新しいバグランキング
本期間内にもっとも多く新しいバグを割り当てられた開発者、チームは以下の通りです。
8.
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9.
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10.
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