長い間待ち望まれていたGCC 4.1がじきにunmaskされる予定です。 今週、toolchainチームは、gcc-4.1.1がリリースされた後、これをunmaskする予定です。 アップグレードはきわめて簡単で、インストールして使うのに追加作業は必要ありません。 gcc-4.1でコンパイルできないアプリケーションの数は、いまやかなり少なくなっており、 ほとんどのユーザは~archパッケージがコンパイルできないという不具合に遭遇することはないでしょう。 あなたがgcc-3.4を使っている場合、新しいバージョンへアップグレードするためには、 GCCをアップグレードし、gcc-configを使って新しいプロファイルを選択するだけでよいです。 もしあなたがそれより前のバージョンのGCCからアップグレードするつもりなら、 詳細な手順についてGCC Upgrading Guide(翻訳)を参照してください。
もしあなたがコンパイルできないアプリケーションに遭遇したら、 そして、現在オープンしているバグがないなら、"GCC Porting"バグとして報告し、 gcc-porting@gentoo.orgに割り当ててくれれば、 GCC移植チームが調査します。
学生たちから6400以上、そして約90の相談役組織から応募がありました。 ほとんどあらゆる点で、Googleが提供するSummer of Codeのカリキュラムは去年よりかなり増大しています。 今年のGentooは、相談役組織の1つであり、 UserRelプロジェクトは事務局として活動しています。 最終的な数は、22日月曜日に発表される予定ですが、 私たちは既に130の申し込みを受けています。 これらのうち約13について、Googleがスポンサーになっています。 Gentooに大きな関心を寄せてくれることはとても嬉しいことですし、 すべてのプロジェクトが成功することを祈っています。
しばらくの間package.maskに入った後、 古い形式のPHPパッケージ(dev-php/php、dev-php/php-cgi、dev-php/mod_phpなど)がPortageツリーから削除されました。 新しい形式のPHPパッケージ(dev-lang/php, dev-php4/*, dev-php5/*など)は、 現在ほとんどのアーキテクチャでstableになっています。
et_EEロケールとエラーメッセージの言語
Gentooのbugwranglerは英語以外のエラーメッセージと格闘しなければならないことがあります。これは理解するのもむずかしく、また重複したバグを見つけるのもむずかしいのです。回避策はPortageがデフォルトで使う言語を「C」にしてしまうことです。「C」は何も設定されていない場合のデフォルトで(歴史的経緯から)英語になっています。エストニア語ロケールのet_EEを指定した場合にいろいろなバグが報告されています。エストニア語のアルファベットは他と違っていて、[a-z]はすべてのアルファベットにマッチしないのです。「ダメな」ビルドシステムはそんなことを想定していません。この問題は非常に面倒で、修正すべきです。ロケールを他の言語に変更してしまえば、こうしたバグを回避できますが、今後のためにもビルドシステムのほうを修正しておくことが推奨されます。
あたらしいeclass
多くのリビジョンコントロールシステムが利用されているので、リポジトリから直接チェックアウトする機能がebuildにあると便利です。今週、darcs、gitとmercurialに対応したeclassができました。この3つは比較的新しいリビジョンコントロールシステムですが、CVSやsubversionの代わりにすでに多くのプロジェクトで利用されています。
あらゆるものに署名をつけましょう
記録によると、改竄の防止にGentooが提供するファイルすべてに署名をするという議論は2003年にさかのぼります。それからというもの、Gentoo全体で全てのファイルに署名を付けようと試みはいくつかありましたが、合意が得られなくて、結局完全に実装されることはありませんでした。Patrick Lauerが、この問題に決着を付けようとして議論を再開しています。
コメント求む - Gentoo Knowledge Base
Sven Vermeulenが新しいGentooプロジェクトを立ち上げました。その目標は、「ユーザや開発者がぶつかる特定の疑問や問題に答えを提供し、検索も容易で、その分野に詳しい開発者によって管理されます。ナレッジベースのエントリ(個人的にはトピックがいいと思います)はドキュメンテーションガイドではなくて、特定の環境や疑問に重点を置くものです」
Paludisプロファイルに賛成、反対?
GentooのツリーにパッケージマネージャのPaludisのプロファイルを追加しようとすることに対して意義はないか、とStephen Bennettが簡単な質問をしたところ、過去最高の勢いで熱いメッセージがgentoo-devに飛び交うことに発展しました。中心となったスレッドには約300通、そこから3つのサブスレッドが形成され、ものすごい議論になりました。
いつになったらBaselayout 1.12がstableに?
たくさんのユーザからの質問に答えて、Roy Marplesがbaselayout 1.12.0のtarballを作成するには、unionfsのバグがあとひとつ残っているだけとアナウンスしています。これ以外に深刻なバグが出てこなければ、1ヵ月後には各archチームがbaselayout-1.12.0をstableにする予定です。
Apache 2.0.58がでました
予想より遅れて、Apache 2.0.58がやっとツリーに入りました。これにはGentooでのApacheの挙動に対して変更が含まれています。特筆すべきは、Bug #90748で議論されたnet-www/gentoo-webroot-defaultを非推奨にしたことでしょう。2.0.58からは、ディレクトリ/var/www/localhostがすでに存在する場合に、そのディレクトリには一切手を触れないようになります。存在しない場合は、ディレクトリとファイルが作成されます。
オーストリア: Grazer LinuxtageにGentooが参加
先週のGWNでお知らせしたとおり、GentooはGrazで開催されたLinuxtagに参加しました。 Markus Lang、Roger Miliker、Gregor PernerおよびWernfried HaasらがGentooブースを仕切り、要望に応じてLiveCDを配ったり、バッジを販売したり、Portageの機能についてGentooユーザと雑談したり、ステッカーを配ったりしていました。 例年同様、Gentooブース隣のgrmlの連中が「Gentooはまだいろいろとコンパイルしないといかんのか」などと聞いてきました。 この質問には、Gentooのインストーラを実演することで答えました。 異るディストリビューション間の違いを指摘するというだけの楽しみですが、Funkfeuer、Gentoo、grmlそしてDebianのみんなは互いに良い一時を過ごせました。 Wernfried Haasは、有名なIRCクライアントirssiとFreenodeネットワークに焦点を当てたIRCワークショップを開催しました。 主催者の皆さんのおかげで出展者も訪問者もGLTを楽しむことができました。2007年もよろしく。
図 3.1: Amne readjusting the word order |
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注意: http://dufo.tugraz.at/glt06/ に写真がいろいろあります。 |
イタリア: ミラノLinux World Summitに参加したGentoo
GeCHI(Gentoo CHannel Italia www.gechi.it)の仲間達は、ミラノで開催されたLinux World Summitで濃い二日間を過ごしました。 過去開催に比べるとマリオットホテルに用意された会場は狭く、おそらくそのせいで展示場に出展する商用ベンダが減ってしまったのでしょう。 非商用組織の出展は、昨年までより大きく、色取り取りで、楽しくなっていました。 先週のGWNで予測した通り、GeCHIはSun Fire V120と四台のVia Epiaマザーボードで構成されるOpenMosixクラスタを展示しました。 いずれもGentoo Linuxが稼動していました。 クラスタでは、第一ノードだけが二台のSATAディスクを登載し、残りの3ノードはネットワークから起動されるディスクレスでした。 その外見が異様なことから、展示会が開催された両日、クラスタは来客の注目を浴びていました。 GeCHIはGentooのチラシを用意し、ブースで配布していました。また、ペンギンや牛(Larry)の販売もしました。
図 3.2: One Larry, four Tuxes: The GeCHI at work |
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注意: 後列左から、deadhead、blackman、ElDios。前列左からmouser、riquitoi。 the GeCHI websiteにて写真を見ることができます。 |
KDE Dot Newsマガジンの中の、KDEから利益を享受し、反対にKDEも利益が還元される事業(会社)の一連のインタビューで、AEI社というインディアナ州のコロンバスにある、ディーゼルエンジンの耐久性評価、排気ガスの調査、パフォーマンスの改善など、とてもたくさんサービスを専門としている会社で、プロ品質のシステムデザイナーとして従事している Gentoo開発者のCaleb Tennisが紹介されました。 Calebは、AEI社のLinuxとKDEを選択した理由の重要な要素として信頼性であると見ています。 彼女のコンピュータなら何でもいいかもしれませんが、1,000,000ドルの資金を投じた開発エンジンを監視するシステムでは、 「Windowsの落ちる」というような問題が起きないことがとても重要になるからです。
Gentooの役員であり、インフラチームのリーダであるKurt Lieberは、"Oregon lab plays Web host to the stars of open source."の記事中で、GentooのスポンサーであるOSUOSLについて発言をしています。 OSUOSLのScott Kvetonと以下のようなインタビューをした背景について、「実際、あらゆる面で、商用ベンダーから思い浮かべたサービスよりもよいのです。」 とKurtは、オープンソースラボからGentooに提供されるサービスがとても素晴らしいことを指摘しています。
注意: しばらくの間、これが最初のtips and tricksになります。もしあなたがtips and tricksになるようなことをお持ちなら、それをGentooコミュニティで共有しませんか?ぜひgwn-feedback@gentoo.orgまでメールを下さい。 |
laymanは、Gentoo開発者のGunnar Wrobelが作成した小さくてお洒落なPythonアプリケーションで、ローカルマシン上にあるいくつかのPortageオーバーレイを使い易く簡単に同期してくれます。
今のところstableなlaymanのバージョンは存在しません。そのため、インストールする前にpackage.keywordsファイルにlaymanを書き加える必要があります。
コード表示 5.1: laymanをインストールする |
# echo "app-portage/layman" >> /etc/portage/package.keywords # emerge layman |
laymanで管理されているオーバーレイをPORTDIR_OVERLAY変数に取り込むには、laymanによって管理されている全てのオーバーレイがリストされたファイルが必要です。更にまた別のオーバーレイを、/etc/make.confの中のPORTDIR_OVERLAY変数に取り込むことができます。
コード表示 5.2: laymanのオーバーレイを取り込む |
# echo "source /usr/portage/local/layman/make.conf" >> /etc/make.conf |
laymanの設定は自転車に乗るくらい簡単です ;) 最初に使用可能なオーバーレイのリストを取ってきて、次にあなたが使いたいオーバーレイの追加を始めます。
コード表示 5.3: laymanを設定する |
使用可能なオーバーレイを取ってくる # layman -f 'gentoo-de'オーバーレイを追加する # layman -a gentoo-de |
layman -lで、使用可能なすべてのオーバーレイがリストされます。-aスイッチを使うと別のオーバーレイを追加できます。
-sスイッチは、ローカルにあるオーバーレイのコピーの同期を取ってくれます。ある特定のオーバーレイだけ同期を取るか、あなたが追加したすべてのオーバーレイの同期を取るか、選択することができます。
コード表示 5.4: オーバーレイの同期を取る |
'gentoo-de'オーバーレイの同期を取る # layman -s gentoo-de すべてのオーバーレイの同期を取る # layman -s ALL |
最近Gentooチームから次の開発者が去りました。
最近Gentoo Linuxチームに次の開発者が入りました。
最近次の開発者はGentoo Linuxプロジェクトでの役割が変更となりました。
libextractor: ふたつのヒープベースのバッファオーバーフロー
libextractorは、任意のコードの実行を招く可能性のある、ふたつのヒープオーバーフローに対して脆弱です。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
QuaggaのRIPデーモンは、ルートインジェクションとルーティング情報の漏洩を許してしまいます。BGPデーモンはDoSに対して脆弱です。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
Gentooコミュニティでは、バグやお知らせ、提案やその他開発チームとのやり取りの記録、追跡にBugzilla(bugs.gentoo.org)を使っています。 2006年5月14日から2005年5月21日までのデータは以下のような結果になっています。
現在オープンしているバグ10139個のうち、 56個が「極めて重大(Blocker)」、 149個が「重大(Critical)」、 524個が「中(Major)」とラベル付けされています。
本期間内にもっとも多くバグをクローズした開発者、チームは以下の通りです。
本期間内にもっとも多く新しいバグを割り当てられた開発者、チームは以下の通りです。
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