ユーザ関連プロジェクトUserrelは、あなたを必要としています! - ユーザ代表の推薦
いまやメジャーなディストリビューションの1つとなりましたが、 Gentooの組織は理解に苦しむ、ひどく複雑なものになり、 どうやって貢献したらよいか知るのが難しくなってしまう可能性があります。 このため、わたしたちは「ユーザの代表」という役割をつくりました。 これを機に、この役割について説明したいと思います。
「ユーザを知る(Know thy users)」というのは有名なアドバイスで、 私たちは、しばしば、一人あるいは複数のユーザと協議することでこれを達成しようとしています。 ある人が言うには、人々は、統計的な「普通のユーザ」という誤った考え方をする傾向にあります。 この考え方は、単純で、しばしば代表的なユーザを見つけるのに効果的ですが、 その結果は、ユーザのバックグラウンド、日々の作業、および作業環境が均一であった場合のみ価値があります。 もし大幅な多様性がある場合、この考え方ではユーザを支援するのに失敗し、 ユーザのニーズに合わない製品が生まれることになります。 この考え方は、標本抽出と相談のための、最も重要なユーザの属性の選択に非常に依存していて、 標準的なユーザの性質を知ることについて安易に考える傾向があり、 ユーザたちと相談することは必要としません。 このようにして、想定していることに挑戦するやる気を削いだり、 過ちを避けることができる価値ある情報源を拒絶したりすることになるのです。
ユーザ関連プロジェクトは、開発者とユーザコミュニティ間のギャップを埋めることに注力していて、 二者間のコミュニケーションを改善する方法や、ユーザに参加してもらう方法を積極的に探します。 このプロジェクトは、高い水準を満たすことを保証し、 ユーザにとって可能な限り最善のディストリビューションを生産するために、 他のユーザに注目したプロジェクトと密接に活動することを目的としています。 この追求に役立てるため、ユーザ代表を募集しています。
プロジェクトでは、数が多すぎることに起因する問題を避けつつ、 十分に多様性のある意見や興味を提供するのに5人のユーザ代表が十分であると判断しました。 推薦が始まっています。 詳細な情報とこの役割にふさわしいと思うユーザを推薦するには、このフォーラムスレッドを見てください。
ユーザ代表は何をするのか
ユーザ代表になるには、時間、精力、献身がいくらか必要ですが、 十分に報われるでしょう。 ユーザ代表の役割には以下のようなものが含まれます。
もしユーザ代表になりたいと考えているなら、 あなたは放っておかれないでしょう。 ユーザ関連プロジェクトは、あなたを支援し、 あなたには、あなたの役割やグループ全体について疑問や懸案事項を議論する接点として、 現在の開発者が一人割り当てられるでしょう。
なぜユーザ代表になるのか
よいユーザ代表になるには何が必要か
理想的なユーザ代表とは、以下のようなものです。
もっと詳しく知りたい場合はどこを見ればよいか
大部分の疑問には前述の内容で回答できていると思いますが、 もしもっと情報が欲しい場合、以下のいずれかの方法で、ユーザ関連チームへ連絡を取ってください。
参加する他の方法
興味のあるユーザがGentooに貢献できる分野はたくさんあります。
Sunriseプロジェクト - Gentooユーザオーバーレイ
先週、ユーザが提供したebuildに対するオーバーレイが公表されました。 ユーザが、現在はGentoo Bugzillaにしか存在しないebuildを探し出し、 これを使用し、標準的な品質を遵守する手助けとなることを意図しています。 ユーザコミュニティから新しいebuild開発者を採用する良い環境にもなるでしょう。
このリポジトリに対するコミット権を信用されたユーザに与えることに関しては、 白熱した議論がありました。主に、ポリシー関連と悪意のあるユーザからの潜在的な問題に話題が集中しました。 6月16日の委員会において、アイデアは極めてすばらしいが、実行はしないと決定されました。
結果的にSunriseオーバーレイは、公式のGentooハードウェアからは一時外れましたが、 非公式プロジェクトとして、gentoo-sunrise.orgで継続しています。
Sunriseは、bugzillaからebuildをオーバーレイに追加してくれるもっと多くのユーザを探しています。 プロジェクトページで、 Sunriseに関する詳細な情報とその目的を見ることができます。FAQや、 実際のオーバーレイも見てください。 気軽にIRCのチャネルにも訪れてください。irc.freenode.netの#gentoo-sunriseであなたを待ってます。
既に気づいている人もいますが、少し前にjava 1.5がpackage.maskに入りました。 いまだpackage.maskのままの1.5の導入に際しては数々の問題がありました。 詳細は、Java 1.5 FAQを参照してください。
約1年前、全般的により柔軟になるような方法で、特に既知問題を解決すべく、 ビルドシステムのJava部分を改善する作業が始まりました (Java関連のeclass、および、java-configツールを見てください)。 これが完全に出来上がるまでには、約6ヶ月がかかりました。 残念なことに、新しいシステムは気軽に置き換えができるものではありませんでした。 現在のシステムから新しいシステムへ、安全な方法でどうやって移行したらよいか決定するのに、 それから今までかかってしましました。
しかし、ようやく新しいシステムへ移行する準備ができました。
新しいシステムの目玉
現在、新しいシステムは、gentoo-devメーリングリストで議論されています。 大きな問題はあがってきておらず、あと数週間でツリーに入るでしょう。
最近、nss_ldap-249へのアップグレードで、 多くのユーザがほとんどシステムが使えない状態に陥っています。 起動時、ログインプロンプトがでるまでの時間が極端に長くなります(1時間以上)。 これは小さな動作変更が原因しています。 今までは固定のタイムアウトだったものが、現在は、時間の増加とともに試行の量が設定可能になっています。 問題の直し方についての情報は以下を見てください。
最近、ハンガリー語のGWN翻訳が計画されています。 現在、この作業を手伝ってくれる翻訳者を募集しています。 もし興味があるなら、その旨gwn-feedback@gentoo.orgへメールを送ってください。 よろしくお願いします。
GentooマルチメディアFAQ
Gentoo Forumsと#gentooIRCチャンネルで同じような質問が繰り返されるのを見て、Steve Dibbがマルチメディア関連のFAQを作るべく質問を集めています。FAQに入れたいよくある質問があれば、彼に教えてあげてください。
Project Sunrise
Stefan SchweizerとMarkus Ullmannが始めたユーザによるオーバーレイプロジェクトは、多くの議論を呼び、現在ストップがかかっています。次のスレッドはこのアナウンスから始まったものです。
「ツリー」の定義
Stephen Bennettが、先週の代替パッケージマネージャに関するスレッドから続く議論を始めました。問題点のひとつは、ebuildの書式、環境およびその他もろもろの細かい点について正式な仕様が存在しないことです。そこでStephenは、開発者コミュニティにその意志と支持があるならPortageチームや他の開発者とともに、完全な仕様を書こうとしています。もちろん、この提案はほぼ満場一致で支持されました。
Profiles Part 2
2週間前にも取り上げた、あの長くて過熱しすぎな感もあるPaludis and Profilesスレッドを受けて、Stephen Bennettがメーリングリストに、もうすこし簡単に代替パッケージマネージャーをツリーに取り込めるように提案をしました。今回は以前よりも肯定的な反応があり、大きな反対もありませんでした。この結果を受けて、2006.1リリース後に実装される予定です。
GLEP 42再提案
発案者がGentooプロジェクトから去ってしまってからというもの、GLEP 42の緊急ニュース告知機能は放置されていましたが、Stephen Bennettが引き継いでメーリングリストにもう一度提案しています。このGLEPには幅広い支持が集まっているようなので、近い将来にGentoo Councilで是非を検討されるでしょう。
GWN問題
「7月のCouncil会議: 提案されている議題」というあまりわかりやすいとはいえない件名でChristel DahlskjaerがGWNのステータスについて議論を始めました。GWNについては過去にも問題があって、特にUlrich Plateがあまり活動に参加できないことが問題となっていました。いい副作用として、Christelなど他の開発者もGWNに参加して協力するようになりました。
[RFC] i18nプロジェクト
Diego 'Flameeyes' Pettenが、非英語圏のユーザのための国際化(i18n)プロジェクトという素晴らしいアイデアについて意見を求めています。当面の目標はGentooで開発されているアプリケーションのエラーメッセージやマニュアルを翻訳することですが、その先についてはこれから検討される予定です。
Gentoo開発者Tobias Scherbaumは、来週末にUniversity of Applied Sciences Bonn-Rhein-Siegで開催される第一回Free and Open Source Software Conferenceにて講演を行います。 一本目の講演はGentooに関する概説で、Gentooの歴史や現状、そして今後の開発に関して説明します。 二本目の講演はビジネスの世界におけるGentooの使われ方や、Gentooの強み、そして今後Gentooが進化するべき領域などについて説明します。 詳しくはFrOSConのWebサイトにて。
第二回Gento夏合宿が8月の26日と27日に開催されます。場所は南ザクセン地方にある四番目に大きな湖「Grosses Meer」に隣接するキャンプ場です。 Gentoo合宿と銘打ってはいますが、フォーラム管理人 Uwe Holzelを中心とする主催者チームは、主に交流の場という切り口に焦点を当てています。 ハッキングなどしばし忘れて、ミニゴルフで遊んだり、バーベキューをつついたり、自然の摂理を発見したりしましょう。 参加してみたい人は、GSCチームの設置したWebページまでどうぞ。詳しい情報やフォーラムがあります。
gentoo.de: Guide to Portage 2.1 (2006年6月13日)
ドイツ コミュニティのウェブサイトであるgentoo.deは、Portage 2.1の新機能と動作が変更された部分を紹介する記事を公開しています。 著者の Tobias Scherbaumは、その概要説明だけでなく、 Gentooでのメンテナンス性を改善する、これらの新機能を使いこなすための、 実践的な例も掲載しています。 この記事は、現在ドイツ語のみとなっています。 しかし、興味がある方は、いつでも英語へ翻訳することができます。
Rapid GUI Development with QtRuby(訳注:QtRubyによる簡単GUIアプリ開発)
Gentoo開発者のCaleb Tennisは、 最近「Rapid GUI Development with QtRuby」というタイトルの本を出版しました。 この本は、Pragmatic Programmer WebsiteでPDFで閲覧可能です。 Rubyの基本的で役立つ情報と思われるものを集めただけでなく、 Qtに詳しくない人々にも読みやすく、参考にしてもらうために、 簡単なサンプルを選んでいます。
この本に掲載されている全てのプログラムはGentooでテストされていますが、 Gentoo固有環境に特化しているわけではありません。しかし、 QtRuby bindingsは、emerge qtrubyでインストールができますし、 KDEの拡張であるKorundumは、emerge korundumでインストールできます。 このように、これらのプログラムをいじくり回したい人で、 Gentooユーザならば、ことのほか容易でしょう。
Caleb Tennisは、今年で3年になるGentoo開発者で、 Ruby、QtとKDEソフトウェア群を担当しています。
新しくリリースされたPortage 2.1には、たくさんの機能と改良点があります。これらの機能や改良点のほとんどはmake.confのサンプルやportageのマニュアルページに記載されてはいるのものの、ほとんどのユーザにはあまり知られていません。そこでこれらの機能のいくつかについて、その使い方を見ていくことにしましょう。
これらの機能を活かすには、そのすべてについて/etc/make.conf内で定義されていなければなりません。
今やPortageは、他のコンパイルを実施している最中でもいくつかのパッケージのソースコードをダウンロードすることができるようになっています。これによって、たくさんのパッケージをemergeする時のインストールの時間を大幅に削減することができます。通常のemergeを実施している間にemerge --fetchonlyを実行する必要はもうありません。次に示すオプションを加えるだけでいいのです:
コード表示 5.1: /etc/make.confにparallel-fetchを設定する |
FEATURES="parallel-fetch"
|
この機能は、Portage2.1リリースの中では非機能的に見えてしまいますが、それもまもなく改善されることでしょう。
さらにもう少しインストール時間を削減するために使うオプションにconfcacheがあります。この新しい機能を使うと、portageはたくさんのテスト用設定スクリプトをキャッシュするため、それによってプログラムの実行を早めることができます。この機能には、間違った値をキャッシュしてしまうというちょっとしたリスクがあるため、いくつかバグが存在するとして警告が挙げられています。このパッケージはほとんどのアーキテクチャにおいてキーワードとして登録されていますので、有効にするためには次のようにします:
コード表示 5.2: confcacheを有効にする |
/etc/make.confに以下の記述を追加して下さい FEATURES="confcache" emergeする前にマスクを外す必要があります echo "=dev-util/confcache-0.4.2-r1 ~arch" >> /etc/portage/package.keywords confcacheをインストールする emerge -av confcache インストールが進むにつれて、以下のようなメッセージを見ることができるようになるでしょう: checking for i686-pc-linux-gnu-gcc... (cached) i686-pc-linux-gnu-gcc checking whether we are using the GNU C compiler...(cached) yes checking whether i686-pc-linux-gnu-gcc accepts -g... (cached) yes |
もうひとつの重要な新しい機能で、ebuildsがプリントした全てのメッセージをログに取れる、というのがあります。どのメッセージをログに取ってそしてそれをどうするのか、ということを設定できます。例えば、我々がemergeするそれぞれのパッケージについて、ワーニングとエラーのメッセージのみ別々のファイルにセーブするためには、以下の記述を加えます:
コード表示 5.3: /etc/make.confでロギング機能を設定する |
どのログを取るかを設定 PORTAGE_ELOG_CLASSES="warn error log" そしてこちらは何をするか、です PORTAGE_ELOG_SYSTEM="save" |
他にも、電子メールでログメッセージを送信するなどもっとたくさんのオプションがあります。詳しい情報については、make.conf.exampleをチェックしてみて下さい。
最近Gentooチームから次の開発者が去りました。
最近Gentoo Linuxチームに次の開発者が入りました。
最近次の開発者はGentoo Linuxプロジェクトでの役割が変更となりました。
補足: Chris Whiteは、脱退をしましたが、すぐに脱退を撤回しました。 このステータスの変更のため、「移動」と「追加」の両方に紹介されています。
GDMの認証エラーにより、ユーザが昇格した権限を得ることが可能になっています。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
Asterisk: IAX2ビデオフレームバッファオーバーフロー
AsteriskはIAX2のチャネルドライバにバグを抱えているため、任意のコードをリモートから実行されるおそれがあります。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
DokuWikiのスペルチェッカに存在する不具合により、適切な認証を経ずに任意のPHPコマンドを実行することが可能です。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
OpenLDAPの複製サーバであるslurpdにはバッファオーバーフローの脆弱性が存在するため、結果的に任意のコードの実行を招いてしまうおそれがあります。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
PAM-MySQLに存在する脆弱性が、DoSを招くおそれがあります。DoSが発生した場合、マシンにログインすることが不可能になってしまいます。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
不完全なマルチパートMIMEメッセージによって、Sendmailのプロセスがクラッシュさせられるおそれがあります。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
Typespeedのネットワークコードに存在するバッファオーバーフローが原因で、任意のコードの実行を招いてしまうおそれがあります。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
Mozilla Thunderbirdに存在するいくつかの脆弱性によって、クロスサイトスクリプティング、JavaScriptの権限昇格、そして任意のコードの実行を招いてしまうおそれがあります。
詳細についてはGLSA Announcementを参照して下さい。
Gentooコミュニティでは、バグやお知らせ、提案やその他開発チームとのやり取りの記録、追跡にBugzilla(bugs.gentoo.org)を使っています。 2006年6月12日から2005年6月19日までのデータは以下のような結果になっています。
現在オープンしているバグ10298個のうち、54個が「極めて重大(Blocker)」、138個が「重大(Critical)」、554個が「中(Major)」とラベル付けされています。
この期間に最もバグをつぶした開発者とチーム
期間中に新しいバグをアサインされた開発者とチーム
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