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GentooEメールシステム

目次:

1.  Gentoo開発者のEメールでできること

はじめに

この文書は、あなたのgentoo.orgのEメールアドレスをチェックするためのいくつかのオプションに関して説明しています。 Eメールを特定のアドレスに転送することもできますし、dev.gentoo.orgサーバにEメールを置いておいてあなたの好みのEメールクライアントを使用してpop3sやimaps(POP3とIMAPのセキュリティ強化版です)などでアクセスすることを選択することが可能です。

Eメールを転送する

もしEメールを別のアドレスに転送したい場合は、dev.gentoo.orgにログインして~/.forwardに転送先のEメールアドレスを記述してください。 dev.gentoo.orgにログインするのは、cvs.gentoo.orgにログインすることと似ています、同じ鍵を使用します。

コード表示 1.1: 別のEメールアドレスにメールを転送する

$ ssh -l username dev.gentoo.org
username@emu username $ echo new.e-mail@address.com > ~/.forward
username@emu username $ exit

注意: 新しいEメールシステムになる前の開発者で、新しいメールアドレスに転送したい場合は、なにもする必要はありません。 われわれはすでに~/.forwardをすでに作成し新しいEメールシステムのアドレスを記述してあります。

もし、転送先のEメールアドレスを変更したい場合は、~/.forwardに記述してあるアドレスを変更してください。

dev.gentoo.orgのメールボックスを使う

もしdev.gentoo.orgのメールボックスを使いたい場合は、ホームディレクトリに~/.forwardがないことを確認してください。 これを確認するには、当たり前ですがdev.gentoo.orgにアクセスする必要があります。 dev.gentoo.orgにアクセスすることは、cvs.gentoo.orgにアクセスすることと全く異なりません。 同じ鍵を使います。

コード表示 1.2: ~/.forwardを消す

$ ssh -l username dev.gentoo.org rm ~/.forward

dev.gentoo.orgのメールボックスに関していくつか知っておくことがあります。

  • dev.gentoo.orgに保存しておくことができるデータ量の割り当てが決まっています。 現在は100Mbが割り当てられています。 割当量を超えてしまってメールを受信できなくなることは、まずないでしょう。 しかしながら、旅行などに行く予定があって、割当量を超えてしまうと思うのでしたら、割当量が決まっていないメールアドレスに転送することです。
  • pop3sかimapsを使ってのみアクセスすることが可能です(次の章をみてください)。
  • dev.gentoo.orgにはEメールクライアントがローカルにインストールされています(正確に言うのであれば、muttpineです)。 どうやって、これらのEメールクライアントを使うのか分かる場合のみ使ってください。
  • メールボックスにアクセスするためのパスワードは、dev.gentoo.orgでpasswdを使って設定したパスワードを使用します。

2.  dev.gentoo.orgを使ってメールする

pop3sを使ってdev.gentoo.orgにアクセスする

pop3sはセキュリティ強化版のPOP3(Post Office Protocol version 3)です。 POP3はプルプロトコル、サーバからあなたのローカルディスクにメールを取り込みます。

次の設定を使って、あなたの好みのEメールクライアントのpop3sを設定してください。

  • POP3サーバ: dev.gentoo.org
  • SSL使う: はい
  • アカウント: あなたのユーザネーム
  • パスワード: あなたのdev.gentoo.orgのパスワード

警告: SSLなしのPOP3はサポートされていません。 なぜならパスワードをテキストそのままで送信するからです。

例えば、fetchmailを使ってEメールを取り込んでいるのなら、.fetchmailrcは以下のようになります。

コード表示 2.1: fetchmailrc

poll dev.gentoo.org proto pop3 
    user username pass password nokeep ssl

もしあなたが、sylpheedをEメールクライアントとして使っているなら、新規のアカウントを作成して、ReceiveタブがPOP3の設定になっており、SSLタブでUse SSL for POP3 connectionが選択されていることを確認してください。

muttを使っているなら、これはあなた自身で設定することができるでしょう。

imapsを使ってdev.gentoo.orgにアクセスする

imapsはセキュリティ強化版のIMAP(Internet Message Access Protocol version 4)です。 IMAPはプッシュプロトコルで、Eメールはリモートのサーバ上に保存され、複数のメールボックスをサーバ上で管理できます。

次の設定を使って、あなたの好みのEメールクライアントのimapsを設定してください。

  • IMAPサーバ: dev.gentoo.org
  • SSLを使う: はい
  • アカウント: あなたのユーザネーム
  • パスワード: あなたのdev.gentoo.orgのパスワード

警告: SSLなしのIMAPはサポートされていません。 なぜならパスワードをテキストそのままで送信するからです。

注意: dev.gentoo.orgのパスワードはcvs.gentoo.orgで使われているものと同じです(現在はSSH鍵のみです)。 もし、あなたのパスワードが分からない場合は、klieberpeitolmに、あなたのパスワードをリセットするようきいてください。

例えば、fetchmailを使ってEメールを取り込んでいるのなら、.fetchmailrcは以下のようになります。

コード表示 2.2: fetchmailrc

poll dev.gentoo.org proto imap
    user username pass password nokeep ssl

muttを使っているなら、これはあなた自身で設定することができるでしょう。

dev.gentoo.orgをメールリレーサーバとして使用する

警告: これは、本当に必要な場合のみにしてください。 可能な限りあなたのISPのリレーサーバを使用してください。

もし、絶望的にリレーサーバを使う必要があり、ほかにEメールを送る手段がなければ、dev.gentoo.orgをリレーサーバとして使うことが出来ます。 これを行う場合は、まずパスワードを提供する必要があります(あなたのdev.gentoo.orgのパスワードではありません)。

コード表示 2.3: auth-smtpのためにパスワードを設定する

$ ssh -l username dev.gentoo.org
username@emu username $ echo "ChosenPassword" > ~/.asmtppasswd
username@emu username $ chmod 0740 ~/.asmtppasswd
username@emu username $ chmod o+x ~/
username@emu username $ exit

重要: asmtpパスワードに、通常使用しているログインパスワードを使用しないでください。 代わりに、ランダムなパスワードを選択して使用するか、emerge makepasswdでパッケージをインストールして、makepasswd --char=8を実行して、パスワードを生成してください。

注意: ~/.asmtppasswdは'mail'グループが所有者である必要があります。 これはdefault設定のはずです。 もし、あなたの~/.asmtppasswdのグループ所有者が異なるグループである場合、cron-jobがパーミッションを修正するまで1時間待ってください。

注意: ポート25を使用してメールを送付出来ない開発者のために、dev.gentoo.orgはTCPポート587もインバウンドSMTP接続として受け入れます。

では、あなたのEメールクライアントをdev.gentoo.orgをSMTPサーバとして使えるように設定します。 サーバが認証を使うかを、きかれた場合ははいを選択してください。 もし、選択肢があるならば、cram-md5をハッシュ方法として選択してください。 あなたのユーザネームと上記で作成したパスワードを認証に使ってください。

procmailルールをSpamassasinとClamavのために設定する

もし、あなたのメールをスパムもしくはウィルススキャンしたい場合は、以下のprocmailのルールを使用して設定してください。

コード表示 2.4: ~/.procmailrc

:0fw: spamassassin.lock
 * < 256000
 | /usr/bin/spamc

 :0fBHw: clamassassin.lock
 * ^Content\-(?:Disposition|Transfer-Encoding|Type)\: (?:attachment|base64|multipart)
 | /usr/bin/clamassassin

 :0:
 * ^X-Spam-Status: Yes
 .spam/

 :0:
 * ^X-Virus-Status: Yes
 .virus/

3.  よく聞かれる/望まれる質問

dev.gentoo.orgが停止するとどうなりますか?

dev.gentoo.orgが停止した時、Eメールはmail.gentoo.orgのメールキューに待機してev.gentoo.orgが立ち上がったときに、届けられるようになります。

dev.gentoo.orgでprocmailが使えますか?

はい、使えます。 次の内容の~/.forwardファイルを作成する必要があります。

コード表示 3.1: procmail使用のための~/.forward

| /usr/bin/procmail

dev.gentoo.orgでSpamAssassinが使えますか?

はい、使えます。

なぜ、システム全体でスパムやウィルスフィルタを使わないのですか?

スパムとウィルスフィルタは100%正確なわけではありませんし、これらのツールを使うことで、健全なEメールをフィルタしてしまう可能性があります。 結果として、インフラストラクチャチームはこれらのツールを開発者に必要であれば、使えるように準備しました。

私のホームディレクトリのEメールやその他のファイルは定期的にバックアップされますか?

いいえ、重要なファイルやメールをバックアップするのは、個人の責任となります。

dev.gentoo.orgから、もしくはdev.gentoo.orgへファイルをコピーしたい場合はどうしますか?

scpを使ってください。



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ページの更新日 May 4, 2005

要約: 本文書は、Gentoo開発者としてのあなたに、われわれの新しいEメールシステムがどういったものかを説明します。

Sven Vermeulen
Author

Kurt Lieber
Editor

Lance Albertson
Editor

藤中 正次
翻訳者

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