Gentoo Logo

Gentoo Linux文書 -- Tenshi

目次:

1.  はじめに

Tenshiは、ユーザが設定した正規表現に適合するログの行をレポートする、ログ監視プログラムです。 正規表現は、メール送信者リストと通知間隔を持つキューに対応づけられます。

キューは、ログ行が置かれるとすぐに通知を送信することもできますし、定期的にレポートすることも出来ます。

加えて、標準の正規表現のグループ化の演算子 ( )を用いて、あまり興味のないログの行のフィールド(たとえばPIDなど)をマスクすることも可能です。 これは、もっと整理された読みやすいリポートを作成します。 すべてのリポートは、ホスト名で分かれており、メッセージは可能であれば、圧縮されています。

このプログラムは、設定ファイルを読み込み、特定のログファイルを監視するためのデーモンをforkします。

このtenshi.conf例とtenshi.8のmanページの使用方法を読んでください。

重要: このパッケージは、以前Wasabiとして知られていましたが、商標違反で名前が変わりました。

2. 

次のtenshi.conf設定を考えてみてください。

コード表示 2.1: tenshi.confキュー設定


...

set hidepid on

set queue mail     tenshi@localhost sysadmin@localhost [0 */12 * * *]
set queue misc     tenshi@localhost sysadmin@localhost [0 */24 * * *]
set queue critical tenshi@localhost sysadmin@localhost [now]

group ^ipop3d:

mail ^ipop3d: Login user=(.+)
mail ^ipop3d: Logout user=(.+)
mail ^ipop3d: pop3s SSL service init from (.+)
mail ^ipop3d: pop3 service init from (.+)
mail ^ipop3d: Command stream end of file, while reading.+
mail ^ipop3d: Command stream end of file while reading.+

critical ^ipop3d: Login failed.+

trash ^ipop3d:.+

group_end

critical ^sudo: (.+) : TTY=(.+) ; PWD=(.+) ; USER=root ; COMMAND=(.+)

misc .*

mailキューまたはcriticalキューに関連づけられた正規表現に合致しないすべてのipop3dのメッセージは、trashキュー(組み込まれたnullキュー)に合うでしょう。 その他のメッセージは、miscに合うでしょう。 (.+)に囲まれたメッセージのフィールドは、マスクされます。

mailキューのサンプルレポートです(12時間ごとに送信されます)。

コード表示 2.2: サンプルレポート - [mail]キュー

host1:
    79: ipop3d: Login user=___
    74: ipop3d: Logout user=___

host2:
    30: ipop3d: Login user=___
    30: ipop3d: Logout user=___
    19: ipop3d: pop3 service init from ___
    12: ipop3d: pop3s SSL service init from ___
    1: ipop3d: Command stream end of file while reading line user=??? host=bogus.domain.net [192.168.0.1]
    1: ipop3d: Command stream end of file, while reading authentication host=bogus1.domain.net [10.1.7.1]

これらのサンプルレポートはcriticalキューです(正規表現に合うたびにメッセージが送信されます)。

コード表示 2.3: サンプルレポート - [critical]キュー


host1:
    1: /usr/bin/sudo: ___ : TTY=___ ; PWD=___ ; USER=root ; COMMAND=/bin/dmesg

コード表示 2.4: サンプルレポート - [critical]キュー


host1:
    1: /usr/bin/sudo: ___ : TTY=___ ; PWD=___ ; USER=root ; COMMAND=/bin/bash

コード表示 2.5: サンプルレポート - [critical]キュー

host2:
    1: ipop3d: Login failed user=admin auth=admin host=bogus1.domain.net [10.1.7.1]

コード表示 2.6: サンプルレポート - [critical]キュー

host2:
    1: ipop3d: Autologout user=??? host=bogus.domain.net [192.168.0.1]

3.  要求事項

teshiは、動作する'tail'実装が必要になります。 また、Net::SMTP perlモジュール(標準のperlインストールに含まれています)もリポートをメールするために必要になります。

Gentoo Linuxユーザはapp-admin/tenshi ebuildをインストールするだけです。

4.  リソース

もっとも新しいtenshiリリースはtenshi-latest.tar.gzで見つけることが出来ます。

すべてのリリースはhttp://www.gentoo.org/~lcars/tenshiで、見つけることが出来ます。

要望、提案、バグ等はtenshi@gentoo.orgまでメールしてください。



印刷

ページの更新日 2005-7-25

要約: このページはtenshi、ログの監視と報告ツール、の紹介です。

Andrea Barisani
Author

藤中 正次
翻訳者

Donate to support our development efforts.

Copyright 2001-2014 Gentoo Foundation, Inc. Questions, Comments? Contact us.